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情報システムとネットワーク

情報システムの構築と
ネットワークのしくみがわかる26章

安藤明之 著
   
   
A5判・232頁
定価:本体2,300円+税
ISBN 4-7692-0458-2

本書の内容
 現在の社会が情報社会といわれているのは、企業をはじめとした社会の中でさまざまな情報システムが大きな役割を果たしているためである。これは今後も情報システムの占める役割や提供する機能がますます重要な位置を占めることを意味する。情報システムといってもパソコンによる小さなものやコンピュータ端末による商店の営業管理から、銀行のオンラインシステム、官公庁の行政システムにいたるまであり、あらゆる分野で情報システムが稼働している。したがって、情報システムに対する投資は膨大なものになり、雇用を創出するが優秀な人材の確保も必要となる。情報システムの存在は、さまざまな面から組織にとっても社会にとっても大きな影響を与えることになる。このため、情報システムを組織的に適正に開発・管理・運用することが現代の重要課題となっている。こうした状況であれば情報社会に活躍する人々にとって、もはや「あなた、作る人、私、使う人」ではすますことができない環境になりつつあるわけで、現代を有為に生きるためには情報システムの構造、働き、役割などを理解することは必須のこととなる。
 現在、情報システムの開発・設計をあつかう本は多く発行されている。しかし、その多くは情報技術の専門家を対象としたものや、大規模基幹系システムの新規開発を対象としたものである。そこで本書は、特定の専門家だけのためでなく、情報システムを広く理解できるようにするため、次のことを目標として作成した。
最新の技術内容を理解できるようにする。
情報システムとネットワークの学習をとおしてシステム的思考のあり方についての涵養に努めたい。
図や表をできるだけ多く用いて理解しやすくする。
情報技術の知識が少なくても理解できるようにする
基礎・基本から専門分野まで段階的に理解できるようにする。
基礎・基本の理解によってSEセンス・応用力の向上がはかれるようにする。
情報システムの作り方を通して情報システムの仕組・構造や役割、限界などが理解できるようにする。
情報システムとそれを利用する組織や利用者の関係を理解できるようにする。
ネットワークを利用した情報システムを理解できるようにする。
練習問題や研究問題を設けて理解を深めることができるようにする。
大学や専門学校、企業研究のテキストとして使用できるほか、自習書としても利用できるようにする。
システムアドミニストレータ試験や基本情報技術者試験、ソフトウェア開発技術者試験の受験に役立つようにする。
 パソコン関連の技術書は、かなり多く発行されているが、これに比べて情報システムとネットワークに関する本はまだ少ない。現代に生きる私たちにとってさまざまに利用している情報システムとネットワークをもっと理解することが必要であり、このためにも本書が少しでも役に立つことを願っている。
   

目 次
 
第1部 情報システムの概要
   1 情報システムのはたらき
   2 組織と情報システム
   3 情報システムの変遷
   4 情報システムとデータ処理

 第2部 情報システムの構築
   5 情報システム開発の概要
   6 システム開発の基本手順
   7 システムの調査・分析
   8 コード化とコードの誤りチェック 
   9 入出力設計とヒューマンインタフェース
   10 入力データのチェック
   11 プログラム開発とモジュール
   12 プログラム開発と言語
   13 システムのテスト
   14 システム開発の体制

 第3部 情報システムの評価と運用
   15 情報システムの評価
   16 情報システムの運用と保守

 第4部 データベースシステム
   17 データベースシステムの概要
   18 データベースの活用
   19 リレーショナルデータベースの概要
   20 リレーショナルデータベースの操作

 第5部 ネットワークシステム
   21 ネットワークシステムの概要
   22 ネットワークシステムの形態
   23 LANシステム
   24 インターネットの概要
   25 ネットワークのセキュリティ
   26 インターネット活用システム
  
 索引
    
       

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